にっぐ

よくある疑問

別棟増築をする際に検査済証は必要か?既存部分の遡及について

別棟増築をする際には既設建築物の「検査済証」は必要か。結論:検査済証・確認済証が不要な場合もあります。  ※指定確認検査機関の判断や増築する建築物によって判断が異なります。別棟増築についてもう少し詳しく解説します。別棟増築とは増築とは大きく...
よくある疑問

特殊建築物 とは

本記事では建築基準法第2条で定められている特殊建築物及び法別表1で定められている特殊建築物について解説します。特殊建築物:不特定多数が利用する施設として建築基準法で定められた建築物建築基準法第2条の特殊建築物と法別表1の特殊建築物とでは建築...
よくある疑問

建築物の定義

建築物とは何か?結論:建築基準法において「建築物」とは、土地に定着している 工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの・これに付属する工作物や建築設備 を指します。屋根及び柱若しくは壁を有している工作物建築物に附属する門若しくは塀観覧の...
よくある疑問

簡易な構造の建築物 カーポートなどの緩和について

簡易な構造の建築物であれば延焼ライン内の防火設備を緩和することができます。例えば:準防火地域内の住宅に設置を考えている既製品のカーポートもそのまま設置することが可能です。法的根拠を交えて解説します。簡易な構造の建築物の条件簡易な構造の建築物...
よくある疑問

延焼ライン 防火設備など 必要事項

延焼ラインとは何か結論:隣地境界線、道路中心線及び他の建築物から発生する建築物の部分のこと。本記事では建築物の部分が延焼ライン内にある場合について法的根拠を交えて解説します。(延焼ラインの防火設備を緩和できる記事)延焼のおそれのある部分延焼...
集団規定

用途地域とは

住宅を建てる際、もしくはマンション購入を検討している際に、聞くことがある「用途地域」とは何?結論:市街地を形成するために、都市計画法で定められた13地域に分けられた地域のことで、各地域ごとに建築できる建築物に制限があります。この結論について...
単体規定

採光補正係数 計算時に迷う事例

今回は採光補正係数の計算でどのように計算して良いか迷いそうな事例をいくつか解説します。開口部と境界線が並行でない場合・開口部と境界線が並行でない場合は下記図の通りの計算になります。・境界線が明確に変形している場合の計算は下記図の通りになりま...
よくある疑問

確認の特例による審査対象外規定の一覧

建築基準法第6条の4の建築物(4号建築物の特例)の審査対象外となる項目について解説します。※建築基準法施工令第10条の各区分ごとに解説します。4号特例により建築確認申請の審査対象外となる規定〇:審査対象となる規定×:審査対象外となる規定4号...
単体規定

住宅の採光計算における緩和規定

令和5年4月1日より法改正があり、住宅の必要採光面積の割合を1/7 → 1/10に緩和されました。本記事において 1/10 で計算する方法を解説します。この緩和規定は住宅だけではなく、長屋、共同住宅にも適用可能です。緩和基準住宅の必要採光面...
単体規定

採光計算 採光補正係数とは

採光計算上の採光補正係数って何?結論:建築基準法上の採光計算より、居室にどの程度光が入るか検討する際の係数です。法的根拠を交えて解説します。採光計算が必要な室とは採光計算はすべての居室に必ず必要になります。法的根拠として下記図を参照ください...