排煙告示の変更点（令和7年11月１日施行）

本記事では令和7年11月1日に施工された「建築基準法施行令の一部を改正する政令」の中の排煙告示の変更について解説します。

※今回の変更では規制が厳しくなった部分はなく、緩和規定のため、既存建築物等は既存不適格になるなことはありません。

※変更点やパブリックコメント（以下パブコメ）が変更され次第、本記事の内容を更新をさせていただきます。

概要

今回施工された排煙告示の変更は緩和の規定になります。

（建築物に係る防火関係規制の見直し等について
～「建築基準法施行令の一部を改正する政令」を閣議決定～　参照しています。）

変更された内容は床面から天井面までの垂直距離が2.6ｍを超える場合の取り扱いです。

この場合、床面から1.8ｍ以上の部分が排煙有効高さとなります。（防煙壁の下端以上の部分に限る）

よくある疑義

ちなみに、平成１２年建設省告示第１４３６号第 1 項第３号の規定は令和7年11月1日時点で削除されています。

排煙設備・排煙告示について再度確認をする場合は、下記のいずれかの書籍で、図解を見ながら理解を深めるのがおすすめです。

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